先天性多発性関節拘縮症
最近、自分と同じ病気を持ったお子さんの、お母さんが訪ねてきてくれることが多いので、
改めて、自分の病気(障がい)について、考えるようになりました。
自分についての説明しかできませんが、参考になればと思い特別ページを作ります。
|
|
|||
| 内容 | 備考 | 症状説明 | |
| ■ 1.発症例 | 俺が生まれた32年前、北海道でも100人いるかいないかの珍しい病気でした。 | ||
| ■ 2.完治は? | 基本的に、完治することのない病気です。一生付き合っていく病気であります。 | ||
| ■ 3.運動機能について | 全体: |
俺は、首から下の両上下の関節が途中で動かなくなっています。個人的に、幼少期にどれだけリハビリを重ねるかによって、将来への影響は著しく変わってくるかと思うので、手術とかお子さんは辛いと思うけど、今を頑張るしかないと思います。リハビリをすればするだけ、将来が本当に楽になります。 |
|
| 肩(両方): | 20度ほど上がるくらいです。(勢いよく上に振り上げれば、上がりますが一瞬です。) | ||
| 肘(左): | これも10度〜20度くらいしか曲がりません。 | ||
| 肘(右): |
小学6年生の時に手術をしたので、90度近くまで曲げれますが、逆に伸ばすことが20度くらいの位置で、これ以上は伸ばせません。 |
||
| 手首(両方): |
曲げるのは90度くらいまで曲げれます。手首を反るといいますか、反対に曲げるのは出来ません。 |
||
| 手の指(両方): |
左手は基本的に普通に動きます。右手は、肘の手術の関係で機能が落ちました。(苦)ただ食事・たばこ・飲み物等は、右手で行っています。(と言うよりかは、首から上の作業は右手です。) |
||
| 腰: | 俺は特に不自由は感じていません。 | ||
| 股関節(両方): | これはどう説明したいいんだろう?(苦)横の広がりは45度、前後も45度くらいだと思います。 | ||
| 膝(両方): | 30度くらいだと思います。 | ||
| 足首(両方): |
幼少期に、将来的に歩行することを考えていたので、手術して90度の所で固定する手術を受けました。ですので、90度に保たれています。んで、装具を寝る時以外は常時付けている状態です。 |
||
| 足の指(両方): | 手術の関係でないんです。 | ||
| ■ 4.歩行 |
膝が曲がらないので、基本的には股関節で歩いてる状態です。歩くために装具着用して、その上に普通の靴を履いて歩行しています。ただし、それも限界があるので、階段、段差、デコボコ道、柔らかい道は歩行できません。今は家にいる時以外は、電動車椅子を使用して生活しています。 |
||
| ■ 5.歩行距離 | 学生時代: |
中学校時代から歩く練習を始めましたが、全盛期の高校時代は距離は測っていませんでしたが、2時間くらい立ったままバトミントンすることは可能でした。ちなみに、10mを約10秒で歩いていました。 |
|
| 青年時代: | 段々太り始めます・・・。(苦笑)ただ施設暮らしをしている間は、上記の頃と、さほど変わらなかったと思います。 | ||
| 現在: |
さらに太ります・・・。(苦)んで、社会に出て働き始めます。基本的にデスクワークですので、歩く理由がなくなり、5分くらい経っているだけでも腰が辛くなり、立っていられなくなります。ただ勘違いしないで欲しいのは、運動をきちんとすることにより、改善はされると思うし、歩けなくなるとは思っていません。生活する環境だと思います。 |
||
| ■ 6.知能 | 一応大丈夫みたいです。(苦笑) | ||
| ■ 7.生活7つ道具 | 装具: |
膝下10cmより下に、歩行用の装具を常に付けています。これがなきゃ歩けません。寝る時ははずしています。(寝てる時くらいははずしても良いだろうと医者に文句言って、許可をもらう(苦笑)) |
|
| 車椅子: | 電動です。ちなみに学生時代は歩けなかったので、普通の車椅子をこいでいました。高校で歩くようになったので、こぐ力がなくなり、社会に出てから電動車椅子を使うようになりました。 | ||
| 靴べら: |
自分で着替えや装具を付けたり、するために「靴べら」が非常に大切なのです。靴べらの先はカーブしているものがあります。基本的にそれを使用。ただ、靴べらで全てを補えないので、装具や靴に工夫を施しています。輪っかを付けることにより、手が届かなくても、そこに靴べらを引っかけて、手前に引っ張って、器用に装着するのです。(笑)いつか写真載せます。 |
||
| マジックハンド: |
実はしゃがむのも辛いので、床に落ちたものを拾う時に重宝しています。ちなみに、俺は床に自分で座ることが出来ません。と言うことは、座った状態で立つことも出来ません。転んだら最後です。(苦笑)余談ですが、マジックハンドがない頃は、ガムテープとかを床まで伸ばしてくっつけて拾ってました。 |
||
| ウォシュレット: |
結構、お尻を拭くのが大変なんです。ない頃は、一度便器より立ち上がって、前屈みになって拭いていました。今は素晴らしく楽です。(笑)文明の利器に感謝です。同じ病気のお持ちの方は、家にあると絶対に喜ばれます。(笑) |
||
| 手すり: |
俺はマンションでの一人暮らしです。理由は住みやすいから。でも住みやすいと言っても、多少の段差はあったりします。なんせバリアフリーと騒がれてますが、まだまだ優しい環境ではありませんから。そこを補うために、手すりが必要です。ただ、手すりを付けるには、ちゃんと許可を取りましょう。(笑) |
||
| ■ 8.生活上出来ること | 着替え(ネクタイは不可)、食事、トイレ等、生活をする上での最低限は出来ます。 | ||
| ■ 9.生活上出来ないこと |
上にあるもを取る、入浴、床に座る、床から立つ、水が入った物を持って移動、階段上り下り等。 |
||
| ■ 10.子供が同じ病気を 持つお母さん方へ |
思っている以上に、子供は自分の病気をちゃんと受け止めて生きていくはずです。その点は、安心して良いと思います。 |
||
| ■ 更に詳しい情報はこちらまで→ | 1.赤松整形外科(病気について詳しく教えてくれます。) 2.あゆみのGENKI にきらきら☆ぱらだいす(俺と同じ病気の、神奈川の女の子) 3.滋賀県立小児保健医療センター整形外科(オレンジママさんより情報提供です) 4.まぁの部屋(あゆちゃんのHPで知り合った同じ病気のお姉さんです) 5.マルの部屋(俺と同じ病気の、小樽の方です) 6.ゆうみとままのホームページ(横浜に住む、俺と同じ病気の、ゆうみちゃんとままさんのHP) |
||